大田区そぞろ歩き
T.sweets.Labo
2017年3月31日 金曜日
日本の伝統食材を使った体に優しいスイーツをどうぞ。
糀甘酒の甘さをいかした深い味わいのプリン
とろとろプリン
とろとろプリン
東急池上線の長原駅近くの商店街に、毎週日曜日だけオープンしているというスイーツ屋さんがあります。その名はT.sweets.Labo。Labo(工房)という名前からわかるように、普通の日は通販のためのスイーツを作っていますが、日曜日の午後からだけはLaboの中でスイーツを販売しています。常連のお客さんのお目当てはこの「とろとろプリン」。地元のお客さんだけでなく評判を聞いてわざわざ遠くから買いにくる方もいるそうです。「とろとろプリン」の一番の特長は糀甘酒を材料に使っていることです。一口食べて口いっぱいに広がる独特な甘さはこれまで体験したことのない味わいです。この「とろとろプリン」は瓶に入っていますので、そのままスプーンでいただきます。瓶に入れることで作るときにやわらかい火の入り方がして、それが口どけのよさにもつながるのだそうです。「とろとろプリン」のリピーターが多いというのも納得です。
健康を考えて和の食材の可能性を追求
麹と米粉
麹と米粉
T.sweets.Laboのご主人の柘植さんが甘味料として糀甘酒を使い始めたのは今から7年前です。Laboを開設と同時に小麦粉と白砂糖と添加物の使用をやめて、米粉と糀甘酒を使って菓子作りを始めました。甘酒といっても酒粕を使ったものでなく、米と米糀だけで作った発酵食品です。アルコール分を含んでおらず、天然のビタミンや酵素が豊富なので、昔から健康飲料として飲まれてきました。子どもからお年寄りまで安心して食べられる注目の素材です。T.sweets.Laboでは、「とろとろプリン」のほかにもたくさんのスイーツに甘酒を使っています。昨年「大田の逸品」に選ばれた「極醸ふろまーじゅ」もその一つです。これは、「糀」と「チーズ」という、ふたつの発酵食材のハーモニーが絶妙なチーズケーキです。そしてこの「極醸ふろまーじゅ」をはじめとするT.sweets.Labのスイーツには、柘植さんご自身にアレルギーがあることもあり、小麦(薄力粉)の代わりに米粉を使っています。米粉は米を粉にしたもので、甘酒と同じく日本の伝統的な食材です。「甘酒を使うこと、米粉を使うこと、添加物を使わないこと、それがT.sweets.Laboのモットーです」と柘植さんは教えてくれました。
夢は素材の産地でスイーツを作ること
ご主人の柘植孝之さん
ご主人の柘植孝之さん
T.sweets.Laboが長原にオープンしたのは2010年。「素材のうみ出す自然の旨さ・旬の素材のもつ美味しさを、お菓子作りをとおし伝えたい」という柘植さんの思いからはじまりました。ちなみに、T.sweets.LaboのTには、Tender(優しい)、To be happy(幸せになる)という意味が込められているそうです。そんな柘植さんが将来の夢として語ってくれたのはスイーツを食材の産地で作るということです。「旬の素材のもつ美味しさを提供するためには、新鮮な採れたてを加工できる産地で作るのが一番です。それを地元の人に食べていただいてもいいし、全国に届けてもいいと思います。そうすることで生産者の方も喜んでくれますし、それを産地の方が誇りに思っていただけたらいいですね」。素材にこだわる柘植さんのスイーツ作りにかける夢はまだまだ広がります。
〒145-0064 東京都大田区上池台1-21-3 グラン北澤1F
TEL.03-6425-8767
店舗販売 毎週日曜12時から (品切れになり次第閉店)
東急池上線 長原駅下車 徒歩4分
とろとろプリン 1個350円(税別)
極醸ふろまーじゅ 1個1600円(税別)
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