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有限会社 里中精機
2018年8月10日 金曜日
小ロット、短納期の難しい金属加工で力を発揮
会社の特徴
代表取締役の中村裕樹さん
代表取締役の中村裕樹さん
金属加工とひと口に言っても材料は一様ではない。技術が進むにしたがって、新たな材料が次々に生み出されてくる。材料だけでなく、加工法や機械の性能もどんどん革新されていく。
 そんな中で、「『できない』というのは、職人としてのプライドが許さない部分もあります」と語るのは有限会社里中精機の代表取締役である中村裕樹さん。
 同社は機械部品、研究機関の試作部品、大学の機械工学科の研究部品、ベンチャー企業の実験部品など市販では手に入れられないような一品ものや小ロット、短納期の難しい金属加工で力を発揮している。
 中村さんは現在37歳、後を継いだのは25歳の時だった。
 「創業者の父が亡くなりまして。もう会社を畳もうかという話にもなったのですが、私が勤めを辞めて継ぐことにしました。私自身、ものづくりが好きだったということもあったと思います」。
 当初は自身が現場に入り、機械を動かし、営業をして業務を増やしていった。
 「お客様からの要望に最大限応えられるよう、人を増やし、機械を導入してきました」。
 だからこそ、依頼された仕事に対して「できない」とは言わないのが裕樹さんのプライドだ。そうした努力がみのり、平成26年度大田区「優工場」に認定された。
今後の展開
機械は1人が1台担当する
機械は1人が1台担当する
 同社が仕事を受けるパターンは下請けもあれば、直受けもある。ホームページも積極的に活用して、なるべく間口を広くするようにしている。
 新しい材料などには自社の経験と雑誌などの情報を参考にして対応する。新しい機械の導入も常に検討している。
 「機械は高価ですから、賭けみたいなところもあります。しかし、お客さんが求めているのは図面に書かれているだけではない、何か新しくて、より良いものだったりするわけです。依頼を受けながら、機械がないからできないというわけにもいきません」。
 中村さんが会社を継いだ当時は1人だった従業員も今は10人以上になった。仕事を受けていくうちに休む間もないような状況になり人を増やし、雇用の体制も整えていった。今は現場を離れ、全体を見られるように経営に集中するようにしている。
 「仕事は順調に増えていますから、人を増やして経営の風向きをさらによくしていければと考えています。現場だけでなく、社長と現場をつなぐ人材もほしいですね」。
人材の確保と育成
汎用機械による加工も重要だ
汎用機械による加工も重要だ
「人材については、年齢によっては経験未経験あまり考えていません。当社で今、一番若いのは30代です。入社後は、現場で機械の動かし方、測定器の使い方、図面の読み方など先輩社員がみんなで手分けして最初から教えていきます。作業も順番を決めて実際に行いながら覚えてもらいます。一つひとつの積み重ねですね。簡単なものであれば数カ月でできるでしょう。ほとんどの作業を一人でできるまでは数年かかるかもしれません。当人の意欲次第でその期間を短縮することは可能です」。
 求人は男性に限っていない。重いものもあるが、道具が進化しているので女性が対応できる仕事になっている。現在も1人だが現場で活躍している。
 「自分的には後退のベクトルはないですね。ずっと拡大していきたいです。そう思っていかないと現状維持も難しくなります。新しい機械によって今の仕事が楽になる、効率も良くなる、仕事が増える、機械を使える人も育てなくてはいけない…。やらなくてはいけないことがたくさんあります(笑)」。
求める人材像
「仕事は楽しいですよ」と若手の技術者
「仕事は楽しいですよ」と若手の技術者
同社は隔週で土日休み。完全週休2日を目指しているが、短納期を特長の一つとしているだけになかなか思うようにはいかない。
 「短納期で難しい仕事がこなせないと、中国などの海外や国内の地方に持っていかれてしまいます。そのあたりを現場とどう調整していけばいいのか。企業によって経営のポリシーが違いますから、人の話も参考になる部分はあっても自分の会社にあてはめることはできません。正解は自分で考えていくしかないのだと思います。今は道半ば、もっと実績を作りたいですね」。
 中村さんが会社を継いで、順調に「進化」し、さらに上を目指しているからこそ、「向上心のある方に来てほしい」と中村さん、「ものづくりの好きな方。好きでないと長続きしないのではないかと思います」とのことだ。
「優工場」のプレートが掲げられている
「優工場」のプレートが掲げられている
金属加工業
住所
144-0054大田区新蒲田1-22-6

電話番号
03-3735-7120

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