大田区★おひとりさま
扉の向こうにひろがる笑顔(バディードア)
2011年2月21日 月曜日
ブルーのファサードが目印
ブルーのファサードが目印
 大森山王。ジャーマン通りの中腹に、カラフルで楽しそうなディスプレイが目に飛び込んでくる。犬があしらわれたノブを開ければ、ギフトにぴったりのバルーン(風船)やぬいぐるみ、犬の小物がズラリ。店内奥には、アロマの香り漂うドッグカフェ。今日も地元のひとたちが、犬の散歩の途中に立ち寄ったり、遅いランチを楽しんだり、思い思いの時間を過ごしている。
 店主の濱田ひとみさんは、結婚式を中心に、店舗のディスプレイ、テレビ番組のセットなどのバルーン装飾を手がけるバルーンデコレーター。もともとバルーンのための倉庫を探していたところ、幼いころから慣れ親しんだジャーマン通り沿いに物件を見つけた。大家さんのペットへの理解もあったことから、ドッグカフェを併設することを思いついたという。
ポップな小物が目に飛び込んでくる店内
ポップな小物が目に飛び込んでくる店内
 ご自身も3匹の犬と暮らす大の犬好き。オープンから5年目、特に宣伝はしていないが「近所の犬なかま」の口コミで利用客は絶えない。「犬が間に入ることで、初対面のひとでも会話が弾むきっかけになる」。近所付き合いが生まれたのも犬の散歩のおかげという。「犬たちからは教えてもらうことばかりです」と濱田さん。
 華やかに見えるバルーン装飾も、深夜早朝に及ぶ仕込み、ヘリウムの加減に室温にも気を使いながら、その場で、短時間のうちに仕上げることが求められる、体力勝負で、常に現場対応が求められる仕事だという。それでいて、バルーンは写真にしか残すことはできない、その瞬間限りの作品だ。それでも、「一瞬で、ひとの笑顔が引き出せるのが楽しい」と笑う。「あなたのために作りました、っていうのがいい」。演出はお客さまと入念な打ち合わせを重ねて、オーダーメイドで仕上げるのが濱田さん流だ。
ハートの器がかわいい抹茶豆乳ラテ
ハートの器がかわいい抹茶豆乳ラテ
 今は「現場優先」でバルーンの仕事が忙しく、なかなかゆっくりカフェに専念できないのが悩みの種。そんな忙しい中でも、「料理は大好きなので」カフェで出すフードメニューはすべて手づくり。
 大好きなバルーンと、犬と、カフェ。バディードアは濱田さんが、みんなの笑顔を引き出す「作品」を生み出す「工房」である。




Buddy Door(バディードア)
大田区山王2-17-3
03-5718-1720
12:00ー19:00
火曜定休、土日休(一時的)
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