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一年の「慶」は「はしご乗り」にあり!
2011年1月14日 金曜日
圧巻!池上本門寺でのはしご乗り
圧巻!池上本門寺でのはしご乗り
 1月10日「成人の日」13時、池上本門寺境内大堂前において、大森土木鳶(とび)建設組合による「新春はしご乗り奉納」が行われた。
 「はしご乗り」は江戸時代、町人で構成された消防団「町火消」の中心核であった鳶職人が、火の手の確認のために、持参したはしごを急場の「火の見やぐら」に見立てたのがその由来といわれる。毎年、年初には「はしご乗り」や「木遣(きや)り」と呼ばれる歌を披露する「初出(はつで)」が組合ごとに行われているという。
今年は外国人もはしご乗りにチャレンジ!
今年は外国人もはしご乗りにチャレンジ!
 この日は経蔵前において、一年の作業安全の祈祷を受けたのち、仁王門からはっぴ姿の鳶職人たちが、纏(まとい)を先頭に、「木遣(きや)り」を歌いながら登場。立ち上げたはしごに乗り手が素早くかけ登り、「肝潰し」「金の鯱(しゃちほこ)」などの技を次々と披露した。冷たい風が吹きすさぶ日にも関わらず、かぎ棒のみで支えられたはしごで、バランスを取りながら繰り広げられる技の数々。見得を切ると観衆から惜しみない掛け声と大きな拍手が沸き起こった。
 「妙技だけでなく、この心意気をわかってほしい」鳶頭のマイクパフォーマンスに場内がさらに沸く。
 今年は大田観光協会の協力を得て、2010年10月の羽田空港再国際化で期待される外国人観光客や、また在住外国人を特に意識したイベントとなった。チラシや誘導版、境内のブースに掲示した「鳶職人」や「はしご乗り」の解説パネルには英語を併記する工夫を凝らした。
 低いはしごを用意して行われる、子どものための「はしご乗り」体験の時間にも、外国人が「はしご乗り」に挑戦。中国出身の女性は「恥ずかしかったけれど、初めての体験はとても楽しかった」と息を弾ませた。
将来有望?見得を切る子どもたち
将来有望?見得を切る子どもたち
 最後には、はしごの上から記念の特製手ぬぐいや紅白餅が撒かれた。
 同日は11時に大森建設組合(中央2)、15時にこらぼ大森(大森西2)でも「はしご乗り」が披露され、子どもたちにとっては冬休み最後の日を飾るイベントとなった。
 日本の伝統文化である「はしご乗り」も、私たちのまちで見られる醍醐味。これぞ大田区ならでは観光の味わいである。
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