大田区そぞろ歩き
東京ガラス工芸研究所
2017年1月18日 水曜日
本格的な設備でガラス工芸を体験できます。
場所は雑色駅から歩いて5分
体験教室の参加者
体験教室の参加者
今回の大田区そぞろ歩きは、昨年4月に川崎市から大田区に移転してきた「東京ガラス工芸研究所」を訪ねました。この学校は1981年に発足したガラス工芸、ガラス造形技術を教える日本を代表する専門教育機関です。これまでに1000人以上の卒業生を輩出し、その多くが、ガラス職人、ガラス作家として国内外で活動しているそうです。その学校に、一般の人がガラス工芸を体験できる「体験教室」があると聞いてやってきました。場所は京浜急行の雑色駅から第1京浜道路浜沿いに歩いて5分ほどのところにあります。「東京ガラス工芸研究所」と書かれた白い看板が目印です。代表理事の大本研一郎さんにお話を伺いました。「この場所で体験教室をはじめてから日は浅いのですが、駅から近いこともあって月に100人以上、多い月は170人近くの方が来られています」。参加者はどんな方が多いのかお聞きしたところ、半分以上がカップルで、あとは家族やグループで来られる方が多いと話してくれました。
一番の人気は「吹きガラス体験」
吹きガラス体験
吹きガラス体験
「体験教室」には、ガラスを吹いてグラスなどを作る「吹きガラス体験」、バーナーの炎で熔かしながら丸い玉を作る「バーナーワーク体験」、お皿にグラインダー(研削盤)で模様を描く「江戸切子体験」、圧搾空気で砂を吹きつけて模様を出す「サンドブラスト体験」の4つのコースがあります。中でも一番人気は「吹きガラス体験」だそうです。吹きガラスは、炉の中でトロトロに溶けた透明なガラスをパイプ状の棒で取り出し、それを吹いて形を作る手法です。どんな色を追加して、どんな模様に描くかは参加者のセンス次第。回しながら吹くタイミングは初めての人には難しいので、講師の方が手伝ってくれます。実際に吹かせていただいたのですが、意外なことにゴム風船を膨らますような息の強さで十分でした。これなら小学生でも体験できそうです。そのあと、木ごてや鉄バシなど、ガラス職人が実際に使っている道具を使って、底の部分を整えたり、飲み口の部分を広げて作品の完成です。
ガラス工芸体験を世界の人に
参加者が作った江戸切子
参加者が作った江戸切子
「吹きガラス体験」の次に人気のコースは「江戸切子体験」です。ガラスのお皿に参加者が描いた下絵に沿って、ダイヤグラインダーという機械で星や花火などの模様を彫っていきます。写真が完成品です。透明なガラスに切子模様が鮮やかに浮かび上がっています。こうしたガラス工芸を世界の人にも伝えたいと、大本研一郎さんたちは「大田区ビジネスプランコンテスト」に、あるプランで応募しました。「大田区が推進する民泊事業と連携して、施設の利用者に日本の伝統的ガラス工芸を体験してもらおうというプランです。特区民泊連携モデル賞の優秀賞を受賞することができました。江戸切子は日本独特なものなので、海外のお客さんは興味があると思いますが、吹きガラスについても一般の人が体験できる国はほとんどないので、大田区のいいアピールになると思います」と教えてくれました。「体験教室」の所要時間は約1時間。どなたでも気軽に参加することができます。
東京ガラス工芸研究所
体験教室案内
開催:毎日 10:00?16:00 所要時間45分?1時間
料金:3,240円(税込)から
住所:〒144-0046大田区東六郷1-26-13
電話:6715-8670
ホームページ::http://tgai.xsrv.jp/

交通アクセス:京浜急行電鉄本線 「雑色駅」下車 徒歩約5分
*体験コースによって時間が異なりますのでお問い合わせ下さい。
*各コースとも前々日までの予約が必要です
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