掲載企業PR
深田パーカライジング株式会社
2017年11月17日 金曜日
職場環境を整え、積極的に若い人材を採用

会社の特徴
東糀谷にある本社および工場
東糀谷にある本社および工場
 社名の「パーカライジング」とは、アメリカ人のC.W.パーカーが確立した鉄鋼の表面処理方法で、薬液に浸し皮膜を作ることによってサビを防ぐ方法のこと。
 深田パーカライジング株式会社執行役員兼工場長の深田明生さん(36歳)によれば、「1934年の創業当時はクロムめっきをメインで行っており、その時の社名は深田クローム工業です。その後、1959年に社名を現在の深田パーカライジングに変えており、その時の主力がパーカ処理でしたが、現在は行っていません。当社は一貫して表面処理を行う企業として業務を続け、業績を伸ばしてきました」と言う。
 めっきにはその目的、用途によってさまざまな種類があるが、「当社は溶融亜鉛、電気亜鉛、銀、すず、はんだなどの各種めっきを行っています。中でも溶融と電気の両方を行っている企業は珍しい」のが同社ならではの特色でもある。
 この特色を強みに替えるとともに、かつて抱かれていた危険、汚いというようなめっき業界に対する負のイメージを変える努力を積み重ねてきた。
 その結果、20代で入社する人材が増えてきている。

今後の展開
執行役員兼工場長の深田明生さん
執行役員兼工場長の深田明生さん
 溶融は建築材料など大物、電気は細かいものがそれぞれ多い。だから1社で両方を取り扱うことが少ない。
 「当社が溶融で扱うのは主に中物、小物で手間がかかって難しいニッチな製品です。電気では表面だけでなく内側までめっきをつけることがあります。そうした技術は他にあまりなくて、全国から引合いが来ます」。
 同社が取り扱うのは多品種少量なので、同じものがない。1個1個、技術者が確認してめっきの手法や仕上げを手作業で進めている。
 「他が扱わない、扱うことができない仕事を引き受けて、ていねいに仕上げてきました。おかげさまで建築、道路、鉄道など幅広いインフラ関係の仕事が来るので、業界によって波はありますが、会社全体の売上げとしては影響が抑えられているように思います」。
 薬品などを多く使うので、処理に予算を割いて対応しなければならず新規参入は難しく、少量を扱う企業は少ないので同社の業績は今後も安定して伸びていくことが予想できる。
人材の確保と育成
20代技術者の1人、尾熊健一さん
20代技術者の1人、尾熊健一さん
 現在同社の50人ほどの社員のうち20代はほぼ4分の1。中途や新卒、様々な採用の窓口を利用し、また東京都のチャレンジ制度なども積極的に取り組んでいる。
 新卒22歳で入社、現在はできたばかりの銀めっきのラインを任されている尾熊健一さん(26歳)に話を聞いてみた。
 「化学系の大学で金属の勉強をしていました。就活にあたり、ものづくりの仕事を探していく中で、この会社と出会いました。学んでいた分野に近く親しみやすい感じがしたこと、同世代がけっこういるということが決め手になりました。仕事については、最初のうち怒られることもありましたが、基本的にはやさしく、ていねいに教わりました。今は少し難しい部分を任されています。めっきの学校へ通わせてもらって、めっき周り全般。水処理、材料、金属のことなどを一通り学んでいます」。
 明生さんは、「毎年1人か2人、学校に通ってもらいます。他に技能検定などいろいろな資格は、なるべく取ってもらうことにしています。会社としても育成費として予算を取っています」と人材育成の大事さを強調した。
求める人材像
現場で作業を行う尾熊さん
現場で作業を行う尾熊さん
 代表取締役社長の深田美恵子さんが同社の方針や人材に対する考え方を次のように語ってくれた。
 「今の日本は人材に関して売り手市場とも言われています。確保は難しいのですが、いろいろなチャネルを活用して、なんとか若い人材に入ってもらうことができています。
 創業から80年以上になる当社は、社員教育に力を入れています。特に新卒の教育には責任を感じています。企業は人です。
 ユニフォームなどにも気を遣い、若い人が働きたいと思うような職場環境、待遇などを整えていかなければならないと考えてきました。
 現在は工場の建て直しも計画しています。若いころからめっき工場に対する世間のイメージを変えたいという思いは強かったですね。
 めっきは世の中に必要不可欠なもの。当社は昔から多品種少量です。この路線は変えずに進めていきたいと考えています」。
 「入社後はまず、1か月以上かけて座学などで学習してもらいます。そしてひと通り現場を経験したあと、会社の判断と本人の意向で現場を決めていきます。今の流れを大事にしながら、若手とベテランのバランスの良さで仕事の内容を高めていきたいと思います。一緒に頑張っていただける方を求めています」(明生さん)。
ベテランの経験と技術が欠かせない
ベテランの経験と技術が欠かせない
溶融亜鉛めっき・電気亜鉛めっき等、各種金属表面加工処理
住所
〒144-0033 東京都大田区東糀谷1-6-16
電話番号
03-3743-0216
求人情報はこちら
前の記事 シミフレックス株式会社