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真田機械株式会社
2017年3月 2日 木曜日
大田の町工場では珍しい大量生産で独自の道
会社の特徴
統括部長の角田岳彦さん
統括部長の角田岳彦さん
 矢口周辺の多摩川にほど近い大規模マンション敷地の一画に、工場アパート「東急アーバンテック矢口」があります。現在10社以上が入居し、真田機械株式会社もその1社です。
 同社はスイスのESCOMATIC(エスコマティック)社製自動旋盤機械の輸入・販売、さらに同旋盤を使用しての大量生産を主要な業務としています。
 「昭和45年に創業以来、ESCOMATIC装置の販売からサポートまで行っていました。また、装置を使って量産をしてほしいという要望があって、装置を使いこなす企業として、現在は月産250万くらいの数の部品を製作しています」と語るのは同社統括部長の角田岳彦(つのだ・たけひこ)さん(36歳)。
 「真田機械」の社名について聞いてみると、「長野県の真田から来ているようです。社長の親戚が長野で創業したと聞いています。真田家とはつながりはありませんが(笑)」とのこと。現在の社長は岳彦さんの父親の角田明久さんです。「新築の時にここに来ました。工場アパートの走りですね。当社が6部屋を所有して操業しています」。
 多品種少量製作を強みとしている大田区の工業の中にあって、海外ブランドの自動機械を駆使した大量生産で独自の道を歩んでいます。
今後の展開
ESCOMATIC社の自動機械。コイル式は珍しい
ESCOMATIC社の自動機械。コイル式は珍しい
 同社が主に製作しているのは、自動車ABS(アンチロックブレーキシステム)のシリンダー。この部品は、ブレーキを踏んだ時に足に感じる圧力を調節するもので、不具合があると事故につながってしまう重要保安部品です。
 「当社の場合は小物の量産が多いですね。最近は光通信関係の部品製作の仕事も増えています。ESCOMATIC装置は日本の機械を使うより10倍くらい早くできます。材料の無駄も少ないですから、かなりのコストメリットがあるわけです」。
 そう語る岳彦さんは30歳で同社に入社しました。父親の後を継ぐつもりで高校から大学まで工学系で、卒業後は半導体関係の会社で営業職に就いていました。
 「ABSのシリンダーなど自動車関連の部品の仕事量は安定しています。ほぼ国内用で、海外は東南アジア向けに製作しています。最近はオートバイにもABSが義務化されたので仕事は増えています。ESCOMATIC装置を存分に使いこなせるのは、国内ではほぼ当社だけなので、独自の技術とノウハウを駆使してメーカーの要望に応えています」。
 今後は、自社で機械を開発・製作していくことも視野に入れています。
人材の確保と育成
若手の人材が活躍中
若手の人材が活躍中
 同社では若い人材を中心に採用しています。最近入ったのは20歳で高専からの新卒です。他に25歳、30代もいます。一方でベテランの力も大事にしています。
 「精度を求められる仕事は、日本製のNCを使用します。また汎用を使うこともあり、そのような場合には技術的にしっかりしているベテランの力が必要です」。
 それでも、同社の企業価値をさらに高めていきたいと考える岳彦さんは、若手の人材を育成して、今後に備えていこうとしています。
 「人材は重要です。基本的にはOJTで仕事を覚えてもらいます。また、大田区の職業訓練校に頼むと派遣で講師が来てくれたり、土、日に講座も開いてくれます。会社として積極的にそうした仕組みを利用して教育に取り組んでいます。また、技能士、英検などの受講費など会社が負担します」。海外との取引がある同社では英語は重要。会社としても可能な範囲でバックアップしようとしています。
求める人材像
ベテランの確かな技術も欠かせない
ベテランの確かな技術も欠かせない
 現在、同社では求人をストップしています。
 「人材はじっくり見ていきたいので、一度に複数の新入社員を育てるのは難しい状況です。しかし、将来のことを考えればCADなど製造全般の仕事ができる人材は必要です」。
 経験の有無は問わず、長く勤めてくれる、やる気のある人が希望です。
 「自分から勉強していく人でないと面白くないと思います。自分が考えたことを形にしてそれがうまくいけば、やり甲斐のある仕事です。探究心を持って来てもらえるといいですね」。
工場アパート「東急アーバンテック矢口」
工場アパート「東急アーバンテック矢口」
スイス製 精密機械の輸入・販売及び顧客管理
精密機械部品の製造・管理・販売(主に自動車部品・医療系機器等)

住所
〒146-0093 東京都大田区矢口3-28-1 東急アーバンテック矢口302


電話番号
03-5482-1711

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