大田区★おひとりさま
ひととまちにやさしい活動を育む(こらぼ大森情報交流室2)
2009年4月23日 木曜日
店内。ゆったりとした気持ちになる。
店内。ゆったりとした気持ちになる。
 昼下がり。ボサノバが流れる室内には、フェアトレードコーヒーの香りが漂う。イベントのチラシを熱心に探す子連れのママや、選りすぐりのハーブティやケーキを楽しみながら、情報交換に花を咲かせるグループの姿も。 
 「おおたOrganicFarm」の愛称で親しまれるそのスペース「情報交流室2」は、大田区区民活動支援施設「こらぼ大森」のなかにある。
 一見、小学校のようなたたずまい。それもそのはず、こらぼ大森は2002年に統廃合となった大田区立大森第六小学校を活用した施設だ。「子どもたちの笑い声が絶えない施設に」――周辺住民の希望は、児童館やシルバー人材センターなど、乳幼児から中高生、お年寄りも集う複合施設となって実を結んだ。
 連携・協働をあらわす「collaboration(コラボレーション)」から名づけられた施設名。特に2階は「協働支援施設」として、区民やNPOなどの団体、企業や行政など多様な立場の連携・協働を促す役割を担ってきた。
風水、タロット、リフレクソロジーなど、心と身体を癒す体験ができるイベント「癒しdeコラボ」。多くの女性で賑わった。
風水、タロット、リフレクソロジーなど、心と身体を癒す体験ができるイベント「癒しdeコラボ」。多くの女性で賑わった。
 連携・協働のためには、まずお互いの活動や思いを知ってふれあう交流の「場」がなければならない。そんな交流がさらに進むようにと喫茶機能を持たせ、2008年7月に新設されたのが「情報交流室2」だ。
 「おおたOrganicFarm」は、事業と空間のコンセプトから名づけられた愛称だという。自分自身はもとより、地域、ひいては地球環境にやさしい(Organic)活動、またその活動の担い手を育む(Farm)ことにその主眼がある。
 大田区で現在子育て中のママが日替わりで店長を務める。古材をリサイクルしたテーブル、内装に風水を取り入れたり、自ら調合したハーブティなど、それぞれの店長の得意技や「主婦感覚の」アイデアが随所にちりばめられている。区内の個人商店を中心に「質のよさにはこだわって」仕入れたパンやお菓子、お茶の提供はもとより、会話の中でイベントを紹介しあったり、人と人とをつなぐ役割を担う。
子どもも安心して遊べる畳スペースも
子どもも安心して遊べる畳スペースも
 訪れた人の持つそれぞれの得意技は、「協働連携チャレンジ事業」として企画広報から実施までをフォロー。カウンセリングやマッサージ、料理に編み物、ワイヤーアート…この空間を活用した様々なイベントに発展した。実際、最初は友人の紹介や他のイベントの一参加者として「おおたOrganicFarm」に足を運んだ人が、次なる企画の担い手になるケースも多いという。
 5月17日には土だったグラウンドを芝生化した記念式典も実施されるこらぼ大森。当日はフリーマーケットや子ども相撲大会、芝刈り体験など、家族みんなで楽しめるイベントが予定され、「おおたOrganicFarm」も「オープンカフェ」として出展するという。
 新緑の季節。誰もが居心地のよい「ファーム」で、ひととひととの交流の「芽」はすくすくと育ちはじめている。
みどりのグラウンドオープン記念
‐大森西でもピクニック‐
室内からは芝生が美しい「みどりのグラウンド」が一望できる
室内からは芝生が美しい「みどりのグラウンド」が一望できる
日時:2009年5月17日(日)11:00‐15:00
会場:こらぼ大森グラウンド(大田区大森西2-16-2)
料金:入場無料 直接会場へ
主催:NPO法人大森コラボレーション
共催:大田区・NPO法人おおもり子どもセンター
大田区★おひとりさま25
こらぼ大森情報交流室2
おおたOrganicFarm
(オーガニックファーム)

大田区大森西2-16-2 こらぼ大森2階
TEL 03-3763-7314
営業時間 平日10:00‐16:00
休日 土日祝(イベント時は営業)
最新情報はウェブで
http://ota-organic-farm.com/
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