大田区★おひとりさま
こころに青空(チェロブルー)
2009年1月27日 火曜日
ミントとレモンのゼリーでいただく「ミニトマトときゅうりのコンポート」は野菜の持つ甘みが味わえるデザート
ミントとレモンのゼリーでいただく「ミニトマトときゅうりのコンポート」は野菜の持つ甘みが味わえるデザート
 「そもそも好きではじめた料理、原点に還って改めて楽しんでいる。今は持てる100%の力を注いでしまっている感じ」とオーナー兼シェフの石橋毅さんははにかむ。
 2008年12月16日、大岡山にオープンしたばかりのイタリアン「リストランテチェロブルー」。早くもその評判は口コミで広がりつつある。
にんじんのアイスにさつまいものスフレと、「野菜づくし」の1月のデザート
にんじんのアイスにさつまいものスフレと、「野菜づくし」の1月のデザート
 自分の店を出すうえで心に決めていたのは、「コース料理を出すこと」だったと石橋さん。「いいときも悪いときも、いろんな生活があった上でこの料理に行き着いてるという、その過程も含めて表現したいから」。料理人である自分の、集大成として「店」があるなら、コース料理は「歩んできた道」そのものである、というのだ。
 ひと月ごとに変わるというチェロブルーのコース料理。前菜、手打ちのパスタ、メインにデザート…細部にまで工夫が凝らされた逸品。確かに、イタリア料理店はもちろん、老舗の日本旅館で洋食部門を担当していた経験も持つ石橋さんの生きざまを見るよう。
おせちのような見た目も楽しい1月の「前菜の盛り合わせ」
おせちのような見た目も楽しい1月の「前菜の盛り合わせ」
 そもそも日本で作るイタリアンは、どうやっても根の部分で日本料理なのだと石橋さん。フレンチやイタリアンなど、伝統ある料理法をベースに、現地の食材や手法でアレンジした料理は「○○キュイジーヌ」(フランス語で「料理法」の意)と呼ばれるが、石橋さんはその「キュイジーヌ」を自覚したうえで、「自分の個性として出せればいい」という。
地下を感じさせない白を基調とした店内
地下を感じさせない白を基調とした店内
 コース料理が主体とはいえ、夜も3,000円からと敷居が高くないのもウレシイ。イタリアはもちろん、ルーマニア、チリ、南アフリカ…石橋さんが世界各国を旅して出会ったという「軽くてキレがよく、料理によく合う」値ごろなワインが取りそろえられているのも魅力だ。
 ランチもパスタコースで980円からとお手頃。どのコースにもつく前菜2品は本格的で、こだわりを感じさせる。
 イタリア語で「青空」をあらわす店名。「どんなときも上を見て」…住宅街で長く愛される店を目指して、石橋さんの挑戦は始まったばかりだ。
大田区★おひとりさま22
入口に「青空」が広がる
入口に「青空」が広がる
リストランテ チェロブルー
大田区北千束3-28-4
TEL 03-3728-4771
営業時間
 ランチ 11:30‐14:00L.O.
 ディナー18:00‐21:30L.O.
休日 月曜はランチのみ営業(2009年2月から)
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