cOnTAct!
「孤」育てから、みんなで考える「子育て」へ!
2010年12月24日 金曜日
共通の話題で盛り上がる
共通の話題で盛り上がる
 うだるような暑さの続く2010年7月、雪谷特別出張所で行われた「子育ておしゃべりカフェ@おおた」を訪ねた。
 会場には小さいお子様連れのママたちを中心に10数名が集まり、「子どもの頃の遊び」「今の子どもたちの遊びと居場所」など各テーブルで20分程度話し合い、机に置かれた模造紙に自由にメモを取りあう。メンバーを入れ替えながら同じ話題を続けることで議論を深める「ワールドカフェ」方式で進められた。真剣に議論を交わしながらも、身体にやさしいお茶やお菓子を楽しみながらの、どこかゆったりとした空間。まさに「おしゃべりカフェ」である。最後には各テーブルで挙がった話題を発表しあい共有。「お友達連れでしかいかない」公園での遊び方から、日頃からあいさつをするなど「自分からちょっと勇気を出してアクションを起こせば、まちの安心感が変わる」などの意見が交わされた。初対面でも話が尽きないのは、「子ども」「子育て」という共通のテーマゆえだろうか。濃密な時間が流れていた。
各テーブルで挙がった意見を発表し共有
各テーブルで挙がった意見を発表し共有
 主催の「子ども幸せ研究所」は、「子育ておしゃべりカフェ@おおた」区内各地で隔月開催するなど、「子どもの幸せにとって何が必要かを考え続け、行動していく」ことを旨とした、大田区に住む子ども・子育て支援活動などを行っている有志の集まり。もともと、政権交代とともに「子ども手当」導入が大きく取りざたされた2009 年秋に、自分たちが望む子育て支援制度についてのアンケートを実施した「大田・子育て支援制度アンケート実行委員会」が前身。未就学児の親を中心に728名もの回答を得て、2010年3月には池上会館で「子どもの幸せと子育て環境を考えるシンポジウム」を開催し、アンケートの成果報告と、子育て真っ最中のパパやママ5 人と福島みずほ少子化対策・男女共同参画担当大臣(当時)によるパネルディスカッションを実施。乳児連れや夫婦などの子育てに直面している「当事者」だけでなく、幅広い年齢層の参加があり、さらに継続してこのテーマを考えたいという意見が多く寄せられたという。アンケートは一区切りを迎えたものの、子育てについて自由に意見交換できるような場を継続的に各地に持ちたいと考え、「子ども幸せ研究所」と団体名を改め、「子育ておしゃべりカフェ@おおた」実施に踏み切った。
「子どもの幸せと子育て環境を考えるシンポジウム」
「子どもの幸せと子育て環境を考えるシンポジウム」
 大森、雪谷、糀谷、矢口に続き5回目となる次回「子育ておしゃべりカフェ@おおた」は、2011年1月15日13時30分から、田園調布富士見会館(大田区田園調布1- 30- 1)で開催する。子どもの育つ環境づくりは、なにも子育てに直面する世代だけの課題ではない。なにげない「おしゃべり」を通じて、みんなで一堂に会し「子育て」を考えることこそ、子育て環境を整える第一歩となるにちがいない。
 イベントの詳細、申込は専用受付サイトまで。
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